営業マネジメント設計とは
営業マネジメント設計とは、計測・判断・実行を、個人の力量ではなく仕組みとして置き直すことです。日本の営業組織では、この三つがいずれも職務として置かれていません。
一行の定義
計測・判断・実行を、個人の力量ではなく仕組みとして置き直すこと。
三つの構成要素
- 計測
- 営業活動と案件が、同じ定義の数字として残る状態をつくる
- 判断
- 数字から何が起きているかを読み、次の一手を決める
- 実行
- 決めたことが、マネージャーと担当者の実際の動きに変わる
「回す」は四つ目ではありません。三つをつなぎ、毎月続く状態を指します。
なぜ設計されていないか
米国では、計測が Sales Operations、実行が Sales Enablement として職種に切り出され、それぞれ仕組みとして設計されました。判断だけが Sales Management ——人の名前——のまま残っています。日本では三つとも切り出されていません。設計されていないのは能力ではなく、構造です。
営業マネジメント設計ではないもの
- 評価制度・目標管理ではありません。人事の領域とは別のものです
- ソフトウェアの分類ではありません
- 研修でも、SFA導入でもありません。それらは打ち手であり、どの打ち手が正しいかは、読みの質を超えません
